11月21日から2日間、仙台市太白区秋保のホテルにおいて、令和6年度消防団長等幹部研修を開催し、県内の消防団長や消防長など81名が参加いたしました。
初日は、新たな災害環境に対応する消防団のあり方に関する講座を活用し、「これからの消防団運営のあり方を考える」と題して、元愛知県豊橋市消防団長の松下直弘氏からのご講演、あぶくま消防本部次長兼岩沼消防署長の本郷篤志氏からは「令和2年4月発生の物流倉庫火災の活動状況等について、事例発表していただきました。
翌日は、色麻町総務課防災安全係主査高橋裕氏から「色麻町消防団本部役場班~活動事例発表~」の事例発表、次に、「宮城県防災ヘリコプターの運行状況について」と題し、宮城県防災ヘリコプター管理事務所長の庄司守氏からご講演いただき、2日間の研修は終了いたしました。
両日とも、参加者から活発な質疑が行われ、抱えている課題等の解決にあたっての有意義な研修でした。
また、宿泊での研修は災害やコロナ感染症の影響により6年ぶりの開催で、初日の研修会終了後には、講演を務められた講師との意見交換会を行い、消防団を取り巻く現状や課題解決のための方策などについて、情報や意見を交わしました。